2012年5月27日日曜日

100円商店街 芝山団地商店会(千葉)


久しぶりに商店会イベントを訪ねてきました。

千葉県船橋市にある芝山団地商店会。
5月26日(土)10時から、「100円商店街」が
開催されました。

 久しぶりに「ごった返す」という言葉がぴったりな、商店会イベントでした。
約20店舗の商店会に人・人・人・・・。

写真は、来場者がチーバくんの後を追って
みんなで移動した瞬間に撮影したものです。

マスコミも日刊紙をはじめ、千葉テレビやケーブルテレビ、
地元のタウン紙さんやウェブの情報サイトの方など
たくさんの記者さんが取材してました。
(ちなみに私は、このブログを書くために訪ねました。)

船橋商店会連合会の会長(左)が
Y売の記者(右)さんの取材を受けています。

船橋の商業界では偉い人なのに、ブログネタのために
訪ねた私にも、とても丁寧に教えてくださいました。ありがとうございました。

オープンから売り切れまで、行列が絶えなかったのは
こちらのお肉屋さん。みなさんのお目当てはコレ。
A4、A5の和牛。って食べたことないけど、
本来は高いお肉だよね?

次に人気だったのが、八百屋さん。
小松菜やジャガイモ、いちごのパックなど100円でした。

りんごも美味しそう・・・。
お茶屋さんは、お茶を100円の量に小分けして販売。
100円なら飲んだことのないお茶の葉を試せるもんね。



「100円商店街」のルールだと思われたのが、
会計は店内のレジで行なう点。

100円だから・・・と、店頭で会計をせず
お店の中まで、お客さんを誘引する。
この点は、一店逸品活動に似ています。

レジ待ちのお客さんたち、100円以外の商品も
待ちながら物色していますよ。


5店舗利用すると射的かビンゴゲームに参加できる
スタンプラリーもやってました。

芝山団地商店会の出店のほかに近隣の商店会や
市民団体などもフリマや模擬店をやっていたので
お店の数も40近くあり、ひと通り見るのに
結構、長い時間がかかりました。





ちょっと変わった商品には、店頭で「5分間肩もみ」100円とか



激励、謝罪、称賛、勝負、缶つぶし?圧迫面接?のいずれかを
100円で1分間してくれる、こちらのコーナーは爆笑ものでした。

写真は「激励」を選んだお客さんに
励まし続けているところです。

100円以下の商品も多かったので、
おこずかいを握って、楽しそうに商品を探す
子どもたちもたくさん来ていました。



パン屋さんの前で、いきなり始まった
マグロならぬ、パイナップルの「解体ショー」
通りかかったお客さんも大笑い。

他にも100円寄席やパトカーの乗車体験なども行われ
100円でここまで楽しんで良いのか?と思うほどの
充実感がありました。

何よりも商店会の皆さんが、
笑顔で商売している姿が見れたことで
こっちまでうれしくなっちゃいました。

今後は4ヶ月に1回程度の開催を
予定しているそうです。

2012年3月25日日曜日

北口こども商店 小金井商業振興会

3月24日(土)、JR武蔵小金井駅前北口から続く、
小金井市商業振興会で「北口こども商店」が行われました。

ちょっと昭和チックなチラシがかわいい!

タイトル通り、子どもたちがそれぞれの商店の
お手伝いをするイベントです。

駅前から続く「小金井市商業振興会」は、
10階建てのビルが並ぶ
典型的な都市型の駅前商店街です。

「こども商店」は、今回が初めての開催。
地元の市民企業サポートセンター
共催で行われていました。

加盟店は100店弱、今回イベントに
参加したお店は11店舗です。
実は参加店の一部は、
商店会加盟店ではないそうです。

子どもたちを受け入れる参加店に対し
「子どもたちと一緒にイベントを楽しみたいお店」
という参加条件を設け、主旨を明確にしたら
商店会未加入の数店の店が
協力してくれたとのこと。

商店会長は、コレを機会に未加盟店に
加盟を促したいと思っているそうです。

参加店にはファミレス、コンビニ、楽器店など
大手チェーン店も含まれていました。

子どもたちが働いているお店には
写真の「のぼり」が立っていました。

コンビニでは、納品された品を器械でチェック。
ゲームっぽい作業が楽しかったようです。


ケーキ屋さんでは、品出し、梱包、接客など
大人と同じカウンターの仕事を、ちゃんと
こなしていました。

イベントスタッフや店員からは
「小学生でこんなに(仕事)ができるとは
想定外」という言葉が。

イベントだから、子どもだからと特別な
仕事を用意しなくても、子どもたちって
結構できちゃうもんです。

この子は駅前の繁盛しているパン屋さんで
レジ打ちを任されていました。

こちらのお店では、店頭で子どもたちが相談中。

このしゃけを「こども商店」の時間内に
売り切りため、どうしたらよいか考えていたようです。

・もっと値段を安くしようか?
・それじゃ、お店が儲からないよ。
・1個買った人に、もう1個オマケする。
・もっと、儲からない。
・安いことを通行人に伝える。

そこで、店長に相談。
「普段は400円の品だ」と聞いた子どもたちは、

「今日はしゃけが半額ですよ~」と
呼び込みをはじめました。

店長に定価を聞きに行くまで
大人の介入はなし。
子どもだけで販促方法を決めるなんて、凄すぎる!

さっそく1パック売れてニッコリ、笑顔がステキ。

参加店によっては、手伝ってくれた
子どもたちと記念撮影をしたり・・・

こどもスタッフで働いた認定証をプレゼントしたお店や、

子どもたちに、わざわざタグを手作りして
くれたお店もありました。

お釣りの計算に戸惑ったり、

通行人に呼び込みをしたり、

ビラを配ったり・・・。

「こども商店」での体験は、参加した子どもたちに
職業体験以上のものを与えていたように思いました。

この思い出を大切に、将来、武蔵小金井に
お店を構えてくれるとうれしいです。


参 加 子ども=31人、スタッフ(店員以外)=約10人。

参加費 無料。 

用意した物品
チラシ、スタッフTシャツ、タグケース、のぼり約20セット
アンケート用紙(子ども用・保護者用)、筆記用具
費用 約55000円
※(大人)スタッフは完全なボランティアでした。